高脂血症の食事
コレステロールが多いタイプ
血液中のコレステロール量が悪玉コレステロールであるLDLとともに多くなりすぎている状態です。
必ずしも太っているわけではなく、やせている人の中にもこのタイプはいます。
自覚症状はなく、血液検査ではじめてわかることが多いので注意が必要です。
このタイプは狭心症や心筋梗塞などの心臓病のリスクが高くなります。
コレステロール値は運動ではあまり下がりませんので、食事を変えることで改善を目指します。
このタイプの人は肉料理が多く魚料理が少ない、洋菓子を食べすぎているなど、食事のバランスが悪くなっています。
まずコレステロールを減らす働きがある食物繊維を多く摂るようにします。
食物繊維は1日25gを目標にします。
食物繊維は水溶性食物繊維と難溶性食物繊維の2種類がありますが、水溶性食物繊維が特にコレステロールを排出する働きがあります。
また肉や牛乳などの乳製品も減らすようにします。
特に洋菓子はクリームやバターなどが多く使われているので、できるだけ食べないようにします。