脂肪燃焼のカギは基礎代謝
脂肪燃焼は代謝がカギ
体がエネルギーを消費することを代謝と呼びます。
代謝には基礎代謝、生活代謝、食事誘導性熱代謝の3つに分類することができます。
このうち最もエネルギー消費量の多いのが基礎代謝で、代謝全体の6割から7割を占めます。
呼吸や血液を循環させたりするときに使われるエネルギー、生命を維持するために使われるエネルギーが基礎代謝です。
この代謝は寝ていても確実に行われます。
基礎代謝は生まれてから15,6歳の頃にピークとなり、その後は徐々に低下していきます。
ピーク時と比べると50歳頃では約200キロカロリー分の代謝が低下しています。
しかし、年齢とともに基礎代謝が低下していても、気がつかないまま以前と同じ食習慣を続けると、摂取するエネルギー量が多くなるので確実に肥満へとつながります。
代謝は血液のように常に激しく変動しています。
横になっている状態よりも、いすに腰掛けているほうが代謝は100キロカロリーも高かったという結果もあります。
休みの日にごろごろしていると太ることも実に合理的に代謝で説明できます。