食事からはじめるメタボリック予防・対策 規則正しい食生活がメタボリック対策・予防の決め手です


食事でメタボリック予防・対策

高脂血症の治療

高脂血症の治療は食事療法、運動療法、薬物療法があります。
まずは食事療法と運動療法を行い、改善できないのであれば薬物療法へと移行します。
食事療法ではコレステロール値、中性脂肪値が下がるように、1日の食事のカロリーを制限し、高脂血症のタイプによって食品の制限を行います。
食べすぎは高中性脂肪血症になる大きな原因ですので、食事療法はもっとも基本的な高脂血症の治療法です。
運動療法には中性脂肪を減らし、HDL(善玉コレステロール)を増やす効果があります。
運動はウォーキングなど軽い運動を長く続ける有酸素運動を行います。
しかし運動療法だけでは十分な効果が得られませんので、食事療法とあわせて行います。

高脂血症の食事療法

高脂血症の食事療法は1日の食事のカロリー制限を行います。
カロリー量は一人ひとり異なりますので、医師や栄養士の指導のもとに行います。
カロリー量の他にはコレステロール量、脂肪酸の量、たんぱく質、炭水化物、ビタミンとミネラル、食物繊維などの量も目安を決めます。
コレステロールを減らすには不飽和脂肪酸と食物繊維が豊富な食品を多く摂ります。
中性脂肪を減らすには脂肪や糖質が多いスナック菓子やジュース、アルコールを控えます。
食事療法のポイントは
・コレステロール300mg以下にする
・摂取する脂肪の半分以上を植物性の脂肪、不飽和脂肪酸にする
・お菓子やジュースなどを控える
・1日に必要なたんぱく質は1kgあたり1〜1.5kgを目安にする
・たんぱく質は動物性、植物性を1:1の比率にする

高脂血症の運動療法

高脂血症を改善するためには、比較的弱いちからを継続して筋肉にかける有酸素運動が適しています。
ウォーキングや軽いジョギング、水泳、サイクリングなどがそうです。
有酸素運動は体内に蓄えられたエネルギーを脂肪に変えるため、高脂血症の改善に適しています。
運動療法を行う際は医師にどのような運動が適しているのか指示を仰ぎます。
一般的にウォーキングであれば1日に3キロ前後を目安にします。
以前は有酸素運動は20分以上継続しないと効果が得られないといわれていましたが、現在では細切れの時間であっても効果が得られるという考えが一般的になっています。
まとまった運動だけではなく、日常生活のなかでエレベーターを使わずに階段を使う、電車では座らずに立っているなどの工夫も大切になります。
運動療法だけでは中性脂肪とコレステロールを効果的に減らすことができないので、必ず食事療法といっしょにおこないます。


高脂血症とは
高脂血症の原因
高脂血症が原因でなる病気

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