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血栓の予防対策を!

血栓の予防 その3

トクホ、サプリメントの利用

血栓予防にトクホやサプリメントを活用しましょう。
トクホは薬のように効果効能を表示することはできませんが、健康な体を保つようにサポートする力を持つことが国にお墨付きをもらったものです。
どのような形で健康をサポートするのかというと、いくつかの種類にわかれていて、血栓予防には

が適しています。
いずれも食事の前、食事の際に飲む、摂取するものが多いと思います。
注意が必要なのは食後や、食事と食事の間では十分な効果が得られないことがあります。
商品にどのタイミングで摂ればいいのか書いてありますので、しっかり確認してください。
また、薬ではありませんので強い力はありません。
トクホを使ってもご飯にすると二口ほど食べる量を減らす程度の効果という話もありますが、毎日の積み重ねで大きい効果になります。

またサプリメントはトクホのように効果を認めているお墨付きはありませんが、サポートするという意味ではサプリメントも悪くないと思います。
血栓予防のサプリメントなら青魚に含まれるEPAとDHA、納豆キナーゼ(糖尿病投薬治療の方は薬によって納豆キナーゼは問題があるかもしれませんので薬剤師に相談してください)などがいいでしょう。
EPAやDHAは青魚を食べて摂取する方がいいのは当然ですが、毎日青魚を食べるのはなかなか難しいのが現実です。
そういう時にサプリメントで補うといいでしょう。
くれぐれも、サプリメントを飲んでいるから青魚を食べなくてもいい、というわけではありません。

場合によってはアスピリンを飲む

アスピリンは頭痛や生理痛の時に飲む鎮痛剤です。
アスピリンは世界で初めて人工的に合成された薬で、高校の化学の教科書にもアセチルサリチル酸として出てきます。
非常に歴史のある薬ですが、現在でも解熱鎮痛消炎剤として使われていますが、最近では新しい使われ方もはじまりました。
それはアスピリンが持つ血小板凝集抑制作用、つまり血栓ができにくくなる作用です。
血栓予防として使われています。
既に心筋梗塞や脳梗塞を発症した患者にも処方されます。
元々アメリカではアスピリンが人気というか、好きで常備してある家庭が多いせいか、血栓予防の意味を兼ねてアスピリンを飲む人が増えています。
さらにアスピリンを少量、長期間服用すると発がんリスクを減らすこともわかってきました。
ただ血栓予防や発がんリスク低減のために通常販売されているアスピリンは少し量が多すぎます。
またアスピリンは胃が荒れるので通常の量を長期服用するのはよくありません。
バファリンA1錠には330mgのアセチルサリチル酸(アスピリン)が含まれますが、この1/4から1/6程度で十分です。

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