食事でメタボリック予防・対策
玉ねぎ
玉ねぎには血糖値を下げる働きがあります。
玉ねぎを切るとツーンとして涙が出てきますが、あれはイソアリインという硫黄化合物で、玉ねぎの辛味の元です。
イソアリインには様々な効能があり、生のまま食べると血液中の糖代謝を活発にして血糖値を下げ、加熱して食べると中性脂肪やコレステロール値を下げる効果があります。
さらに玉ねぎに含まれるポリフェノールの一種、ケルセチンは油とくっつく働きがあります。
腸内の脂肪と結合して便としていっしょに体外に排出されます。
脂っこい料理を食べる時に玉ねぎを一緒に食べれば、腸内の余分な脂肪を処理できます。
他にも血液をサラサラにする効果があり、動脈硬化の予防につながります。
血糖値を下げたい場合は玉ねぎは生で食べるようにします。
あまり長い時間水にさらすと水溶性のビタミンが溶け出すので、水にさらす場合は最小限にとどめます。
中性脂肪やコレステロールを減らしたい人は加熱した調理が適しています。