高血圧治療は食事療法から

高血圧治療の基本は、まず食事や生活習慣の改善などの指導が行われます。
重症高血圧（180/110mmHg以上）の場合はすぐに降圧薬治療を行いますが通常は生活改善などの非薬物療法を行い、それでも血圧が下がらない場合は薬物療法と生活改善を並行して行います。
非薬物療法には食事療法、運動療法、生活習慣の改善などがありますが、中心は食事療法です。
食事療法は長年慣れた食事の習慣を変えるのですから、最初はストレスを感じます。
成功させるポイントは一度に変えるのではなく、徐々に味覚を慣れさせ食習慣を改善していくことです。
また高血圧の一人だけでなく、家族全員で取り組むことも大切です。
食習慣が似ている家族は現在高血圧でなくても予備軍になっている可能性があります。
高血圧ではなくても予防としての効果があります。
また食事療法は短時間で効果が得られるものではないので、長く続けられること続けることが大切です。
家族で取り組むことで長続きしやすくなります。