血圧の測り方について
家庭での血圧の測り方
最近では家庭用血圧計も精度が高く、安価なものが普及してきました。
また病院などの医療機関で測定した血圧値よりも、この家庭での血圧をその人の本当の状態をあらわしていることもわかってきました。
住み慣れた自分の家で血圧を測る方が、気持ちが落ち着いているので病院で測るよりも低くなると言われています。
本当に知りたい血圧は、日常の状態ですので、血圧の測定は病院だけでなく日常的に行うようにしましょう。
・血圧計の選び方
上腕で測る、上腕カフ型血圧計を選びましょう。
脈拍数、血管の肩さ度(K1)も同時に計ることができるものであるとさらによいでしょう。
最近では指先、手首で測る血圧計も売られていますが、これらは血圧を測定する時に手首を心臓と同じ高さにする必要があり、心臓の高さからずれると正確な血圧を測ることができません。
現状では上腕で測る以前からあるタイプが無難です。
血圧は機械によっても多少誤差があるので、いつも同じものを使うようにしましょう。出張が多いなど、持ち歩いて測定する場合は指先で測定出来る小型のタイプは便利です。
・測定方法
起床後1時間以内、排尿をすませ、朝食をとるまえに計ります。
夜は寝る前に、入浴前後は避けます。
測定前は安静にして、座って計ります。
通常は朝、夜1回で十分ですが、普段よりも予想外に高かった場合は再度測定し、両方の値を記録して起きましょう。
ただし、いつもと20mmHg以上離れている場合はもう一度計り直して低い方だけを記録します。
血圧のほかに脈拍数、体重、腹囲、なども測定し、一緒に記録しておくとよいでしょう。
血圧は変動するものなので、高かったり低かったりで一喜一憂しないことです。
変動するものなので毎日計ることが大切になります。
また変動するものなので、いつもと同じ値になるまで何度も計り直すことはよくありません。
2回測定したら両方の値を記録しておくことが大切です。
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