高血糖・糖尿病について
高血糖の体にあたえるダメージ
血糖値が高くなるとインスリンが不足しますが、インスリンが不足すると体にはどういった影響があるのでしょうか。
血液中にブドウ糖が多くなると血液がべとべとになり固まりやすくなり、毛細血管が詰まりやすくなります。
また、血液中の赤血球が柔軟性を失い、細胞膜を通り抜けられなくなるため、細胞に酸素や栄養素を運べなくなってしまいます。
さらに血液中のブドウ糖が血管壁を傷つけてしまうと、その傷からコレステロールが入り込むため動脈硬化にもつながります。
高血糖が長く続くといくつか自覚症状があらわれるようになります。
自覚症状としては
・のどが渇く
・尿の量が増える
・疲れやすい、だるい
・異常な空腹感
・体重の減少
高血糖は全身にダメージを与えるので、現れる症状は人によっても様々です。
高血糖と放置しておくと、合併症を引き起こします。
合併症が起こると、障害の起きた臓器の機能は元に戻らないことが多いので、合併症を起こさないように注意が必要です。