メタボ対策として特保を活用しよう
生活習慣を見直すきっかけとして
以前は成人病と呼んでいた病気を生活習慣病と改めてからだいぶ時間が経ちました。
なぜ成人病を生活習慣病とあらためたかと言えば、生活習慣病は成人でなくても未成年でも起こりえること、が理由の一つ。
もう一つ、生活習慣病は名前の通り、生活習慣が大きく影響を及ぼすことから。
生活習慣によって病気が悪化することもありますが、逆に言えば良い生活習慣を身につけ毎日を過ごすことで病気の悪化は防げるし、予防することができます。
その予防の一つとして、メタボ検診があります。
メタボリックシンドローム自体は病気ではありませんが、病気になりやすい体、病気になりやすい生活習慣で毎日を過ごしている証拠の一つと考えられています。
メタボ検診の結果を元に反省し、生活習慣病にならないための生活習慣を身に付けましょう、という事になります。
では、具体的にどういった生活習慣にすればよいのでしょうか。
一つは食事についての生活習慣。
まずは、食べ過ぎない。
そして、ゆっくり食べる。
また3食のバランスも大切です。
さらに食べ方も大きく影響します。
メタボリックにならない食べ方とは、まず野菜から食べる。
食事の最初に野菜を食べることで、野菜に含まれる食物繊維が余計な脂肪の吸収を抑えること、食後の血糖値の上昇を抑える効果が期待できます。
少しお行儀が悪いですが、野菜を食べきってからおかずやご飯を食べるようにしましょう。
最近では脂肪の吸収を抑える効果があるお茶やコーラなどがあります。
特定保健用食品、トクホとして効果が認められているものを食事の前に飲んでおくと、野菜を最初に食べる効果と同じような効果が得られます。
脂肪の吸収を抑えるものは、食べながらではなく、食べる前に飲むことを忘れないように。
毎日鞄の中にトクホの飲み物を一本入れておく、食事の前に飲む、そういった「生活習慣」を一つ一つ身に着けていきましょう。
体によい生活習慣が一つ身につくつと、意識が変わり生活習慣全体が変わっていく効果も期待できるといいます。
まずは、運動などハードルが高いものではなく食べ方を変えるなど、ハードルの低いものから始めましょう。
中でも毎日の飲み物を特保のものに変えるのは気軽に始められる点でオススメです。
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しかし、一点だけ注意が。
特保を飲んでるから痩せられる！とか、何もしなくても痩せるだろう！とは考えないようにしてください。
特保は効果が認められているものの、薬のような強い効果は期待できません。
したがって、飲んでいるから痩せるとか、食べ過ぎても大丈夫、という考え方は禁物です。
体にいいことをはじめるぞ！、生活習慣を改めるぞ！という気持ちが大切です。
病は気からと言いますが、生活習慣も同じで気の持ちようで生活習慣はよくもなり、悪くもなります。
是非、前向きな気持で取り組んで下さい。
